中津川市地域総合医療センター 中津川市地域総合医療センター 中津川市地域総合医療センター

中津川市地域総合医療センター長あいさつ

センター長 伴 信太郎

令和2年4月1日付けで中津川市地域総合医療センター長を拝命いたしました伴 信太郎(ばん のぶたろう)と申します。
 中津川市地域総合医療センターは、地域医療を担う医師を確保し地域医療の活性化を目指す中津川市と、総合診療医を育成する場の構築をめざす名古屋大学大学院医学系研究科総合診療医学教室が協力・連携して平成23年4月に発足しました。
 これからの地域医療は、保健・福祉・介護・生活支援と連携した形での充実がより一層重要になってくるという認識から、この地域総合医療センターの設立に至りました。
 地域包括ケアと呼ばれる地域住民の健康対策は、医療はむしろ後ろに下がって保健・福祉・介護・生活支援が前面に出て、医療専門職だけではなく、地域の住民の皆が「お互い様」精神で、対等に話し合えるチーム作りが大切になってきています。その為には、地域での様々な活動への参加、行政の様々な担当課との密接な連携が重要です。また医療については、地域においては予防を最重要視しつつ、安心の医療を提供するためには中津川市民病院との連携はもちろんのこととして、行政区域を越えた医療圏内の病院・診療所とも様々な形で連携・交流を図っております。
地域総合医療センターは、中津川市の「住民主体の地域づくり」に少しでも寄与できるように頑張っております。


センター長の経歴紹介

お知らせ

2024年1月22日

センター通信2月号を発行しました

2023年12月1日

「令和5年度減塩講演会」〜阿木減塩プロジェクト〜を開催しました。

2023年12月1日

2024年春 全国オープン地域医療実習参加者募集のお知らせ

2023年11月17日

センター通信12月号を発行しました

2023年11月17日

「令和5年度減塩講演会」〜阿木減塩プロジェクト〜開催のお知らせ

中津川市は名古屋大学大学院医学系研究科総合診療医学にご協力をいただいて、平成23年4月1日に「中津川市地域総合医療センター」を開設しました。
 同センターでは、地域医療に携わる医師・看護師等を育成する基盤を整え、全国から地域医療を志す方々が集まるようなセンターをめざしています。

地域医療・ケアの活性化をはかる地域総合医療センター

平成23年4月1日に一般行政組織として「中津川市地域総合医療センター」が設置されました。
これは中津川市と名古屋大学大学院医学系研究科総合診療医学講座(以下「名古屋大学」)との連携で地域医療・ケア活性化のモデルを目指す新たな取り組みで、官学連携によるこうしたセンターの設置は全国で初めてです。

地域総合医療センターにおいて、地域住民の皆様が慣れ親しんだ場所で安心した生活を送ることができるように、「地域総合ヘルスケアシステム」を構築し、地域で総合的な医療・ケアを実践しつつ、地域医療・ケアを担う総合医などの医療人の育成を行います。

地域総合医療センターの役割
  1. 総合医による診療支援
  2. 地域包括ケアの推進
  3. 総合医の育成

※この3つを柱として、地域医療・ケアの
活性化に取り組んでいます。

伴名古屋大学教授、青山市長、安藤センター長(中津川市民病院長)

伴名古屋大学教授、青山市長、

安藤センター長(中津川市民病院長)

名古屋大学との連携による地域総合ヘルスケアシステムの開発

中津川市の寄附により、名古屋大学では寄附講座「地域総合ヘルスケアシステム開発講座」が開設されています。こうした官学連携の一環として、地域総合医療センターへ名古屋大学から常勤医師4名、非常勤医師3名が派遣され、市内3カ所の病院・診療所で診療を行っています。
全国的に医師不足が深刻化するなかで、中津川市もまた同じ問題を抱えていました。
市と大学、病院が連携しての寄附講座開設は全国的にも珍しく、成果が期待されています。

中津川市
市内の地域医療における問題点
  1. 医師・看護師不足
  2. 医療機関の役割分担と連携の強化
  3. 保健・医療・介護・福祉の切れ目のない
    サービスの提供
  4. 地域格差の少ない医療体制

これらの課題を解消するため、名古屋大学と協力し、
地域医療・ケア活性化のためのシステムづくりを開始。

システム開発のための寄付
名古屋大学
寄附講座「地域総合ヘルスケアシステム」開設
  1. 地域包括ケアに関する実践と研究
  2. 地域医療を支える人材の育成
  3. 総合医による診療支援
開発したシステムを中津川市で実践
「地域総合ヘルスケアシステム」により得られた効果
  • ◎ 医療サービスの充実
    • ○ 中津川市民病院に新たに「総合診療科」が設置されました。
      • 専門に分化した内科の中で心身全般を広く診察し治療を行っています。
      • 紹介状のない初診患者さんの対応を行っています。
      • かかりつけ医からの患者紹介の窓口機能を担っています。
    • ○ 市内の公立診療所の診察日(診療時間)が増加しました。
      • 阿木診療所:1日増加 川上診療所:0.5日増加
  • ◎ 教育・研修活動の実施
      • 医学生の臨床実習、総合医を目指す後期研修医の研修、
        医師生涯教育を実施しています。
      • 中津川市への医師の定着が期待できます。
  • ◎ 講演会・研修会の開催
      • 住民の皆様を対象とした地域保健医療講演会、
        多職種連携のための地域医療研修会、子どもの医師体験研修を開催しています。
医師の派遣状況
中津川市民病院 総合診療科

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月~金
国民健康保険 川上診療所

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週2回(水・金)
阿木診療所

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週2回(火・木)
蛭川診療所

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週5回(月・火・水・木・金)

「地域医療・ケア活性化モデル」に取り組む中津川市で総合医を目指しませんか

医師

行政と大学、病院が連携して、中津川市では地域総合ヘルスケアの最新システムの開発が始まっています。総合医を目指す医学生や研修医をはじめとする地域志向の医療人にとって、より魅力的な場となるよう、大学と地域総合医療センターが連携して取り組んでいます。

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