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「令和5年度減塩講演会」〜阿木減塩プロジェクト〜を開催しました。

2023年12月01日

令和5年11月29日(水)阿木公民館大ホールにて令和5年度減塩講演会を開催しました。

 

総合病院中津川市民病院腎臓内科部長 西尾 文利先生をお迎えし「減塩で腎臓を守る〜人生100年時代の心構え〜」という演題で、腎臓は体にとって大切な臓器であり悪くなってもなかなか症状が出ないため早めの治療が大切。特に血圧を上げないことが大切であり、そのためには減塩することが大事であること。ただどうしも悪くなったその時には、腎代替療法があり、決してそこで終わりではない事を覚えておいてくださいなどの内容で講演をしていただきました。

 

参加者の方からの感想では

・塩分を減らすことは重要→血圧を下げるということが印象に残った。

・腎臓の働き、仕組みがわかりやすくてとても良かったです。

・わかりやすい説明でよかった。勉強になった。現在の塩分を減らすことに努めたい。

・減塩の大切さもよくわかりました。腎生100年頑張りたいです。

・腎臓は悪くなっても症状が出ないとうことが印象的でした。だからこそ若い時から減塩が必要だとわかりました。

・腎臓のことを今まで考えたことはありませんでしたが、大切な臓器とわかり、これからの生活で血圧・減塩に気をつけることを実感しました。

・時々ジョークを交えて面白かった。わかりやすいお話でした。

 

などの多くの感想をいただきました。

 

人生100年時代に突入している昨今、腎生についても早い時期から考えることが大切になっているのではないでしょうか。

 

 

     

 

 

 

〇講演会に120人の方が参加されました。

 

◯講演会の様子
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「令和5年度減塩講演会」〜阿木減塩プロジェクト〜開催のお知らせ

2023年11月17日

塩分をとり過ぎると体にどのような影響があるのでしょうか。

高血圧と腎臓の関係を中心に、未来への投資として減塩の意義をお話しいただきます。

 

◎日時 令和5年11月29日(水)開場14:00~ 開演14:30分~15:30分

◎場所 阿木公民館 大ホール

◎講師 総合病院 中津川市民病院 腎臓内科部長

     西尾 文利 氏

 

注:申し込みは必要ありません。お誘いあわせの上ご参加ください。

 

 

詳しくはこちらをクリックしてください

 

 

 

中津川地域医療ジャンボリー「地域保健医療福祉講演会」を開催しました。

2023年10月11日

令和5年9月30日(土)東美濃ふれあいセンター歌舞伎ホールで地域保健医療福祉講演会を開催しました。

 

筑波大学医学医療系緩和医療学 教授 木澤 義之先生をお迎えし「いのちの終わりについて話し合いを始める アドバンス・ケア・プランニング(ACP:人生会議)のすすめ」という演題で、あなたと大切な人が自分らしい人生を過ごすために、元気なときからどのような人生を送りたいか、話し合うきっかけにしてもらうため講演をしていただきました。

 

参加者の方からの感想では

 

・老後の問題を先送りしている状況にて、この機会にしっかりと身内に延命についてどうするか話していきたいです。

・自分の考え、意志を伝えることが大切。

・代理決定者を決めておくこと、代理決定者と繰り返し話し合う事。

・いつどんな形で死を迎えるかわからないが、考えを整理して伝える必要があることに気づいた。

・医療従事者に病状を尋ねることも大切。

・生きる時間が限られている中で、大切なものは何かを考える機会になった。

・状況は変わっていくが、今の気持ちを近い人と話し合うことが大切だと思った。

・自分のことなのに今まで他人事の様に思っていました。良いお話ありがとうございます。

・家族との話し合いの大切さが良くわかりました。

 

などの多くの感想をいただきました。

 

生きている限り必ず最期の時は訪れます。その時に自分も大切な人も後悔しないために、早いうちから話し合いの機会を持つことが大切なのではないでしょうか。

 

 

     

 

 

 

〇講演会に230人の方が参加されました。

 

講演会終了後、木澤義之先生を囲み、医師、訪問看護ステーション職員、

居宅介護支援事業所職員、地域包括支援センター職員、

市職員(高齢支援課、健康医療課、地域総合医療センター)と共に座談会を開催しました。

 

ACPを実践している訪問看護師とケアマネジャーが日々の業務の中で悩む事例を話題に、

医療福祉の連携について医療側の意見や、木澤先生の考えや体験談なども伺うことができる

貴重な場となりました。

 

◯座談会の様子
 

 

 

 

 

 

 

中津川地域医療ジャンボリー「地域保健医療福祉講演会」を開催しました。

2022年10月21日

令和4年10月15日(土)東美濃ふれあいセンター歌舞伎ホールで地域保健医療福祉講演会を開催しました。

 

慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 教授、認知症未来共創ハブ 代表 堀田 聰子先生をお迎えし「認知症とともによりよく生きる 今と未来に向けて」という演題で、認知症になっても自分らしく希望をもって地域で生活するために、今のうちから「自分自身の未来」として、認知症とともによりよく生きる今と未来についてご講演をしていただきました。

 

参加者の方からの感想では

 

・認知症の方の困りごとではなく、喜びをきいていきたい。

・認知症でも好きなことをしてもらいたいと思った。

・「できることを奪わないでほしい」という言葉が印象に残った。

・できるかできないかではなく、どうつきあうか考えていきたい。

・認知症になるとすべてがわからなくなると思っていいましたが、違い安心しました。

・認知症になると病院や施設に行くと思っていました。家にこもっているしかないと思っていました。きょうの講演で社会で一緒に生活することができることが理解できた。

 

などの多くの感想をいただきました。

 

これからの社会の中で、誰もがなりうる可能性のある認知症について社会の中でどの様に捉え、付き合っていくのがいいかを考える時間となりました。

 

 

     

 


〇講演会に125人の方が参加されました。  〇公演中の堀田聰子先生。

講演会終了後、堀田聡子先生を囲み、医師、各地区包括支援センター職員、

各在宅介護支援センター職員、

市職員(地域総合医療センター、高齢支援課)と共に座談会を開催しました。

 

今現場で感じている事、どの様に対応していくのか悩んでいる事など

日ごろ認知症の方達と接する職種の方からの質問などに対して、

医療側の意見や、堀田先生の考えや体験談なども伺うことができる

貴重な場となりました。

 

今後の活動において組織、仕組みから作っていくのではなく、本人や家族の声を聞き取ったことを一つ一つ形にしていくこと。

それが仕組みになり、地域づくりの広がりになっていくとの意見でまとまりました。。

 

 

 

堀田聡子先生(右)

伴医師(左)

 

座談会の様子

 

 

 

 

勅使河原志保先生の講演会が行われました

2022年04月12日

2022年3月24日(木)阿木公民館で地域総合医療センターの勅使河原志保先生による「阿木減塩プロジェクト」と題した健康講話が開催されました。

 

当地域では血圧が高い方が多く塩分を平均より多くとる傾向にあります。市では名古屋大学総合診療科と連携して、「阿木減塩プロジェクト」を薦めています。令和3年度は小中学校での減塩の授業や地域への啓発活動を行いました。

 

今回の講演会は、阿木診療所ともタイアップして行われたものです。

楽しくおいしく食べる中で、塩分を控えて薄味に慣れ、健康を若いうちから保って行くように等大切なお話をしていただきました。

 

<阿木小学校で授業を行う勅使河原先生R3.10.6>

 

(阿木小学校低学年での減塩授業)

 

 

 

 

 

 

 

 

(阿木中学校での減塩授業)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<健康講話の勅使河原先生>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

健康講話参加者からは

・食事中の塩分摂取がいかに大切か分かった。

・自分の作った味噌を使って毎日味噌汁を飲んでいますが、量(味噌の味)を減らしてみたい。

・実際的な話で良かったと思います。反省してからの味付けをします。

・話はよく分かりましたが、なかなか実行できません。塩分の大事なことも良く分かりました。

などの感想が寄せられました。

このプロジェクトは令和6年度まで行われます。

阿木診療所長のミニ講演会を開催しました

2021年02月01日

阿木地区医療講演会が開催されました。

 

2021年1月26日に、阿木地区区長会主催で『これからの高齢者医療とプライマリ・ケア』と題して中津川市地域総合医療センター長(兼)阿木診療所長 伴先生による講演会が開催されました。

 新型コロナウイルス感染症が全国に拡大している中での開催ということで、参加者は区長会及び民生・児童員協議会のメンバーに限定し、徹底した感染防止対策を行って上で開催されました。

 講演の内容は、①日本の超高齢社会の現状 ②プライマリ・ケアとは何か ③直面する様々な問題として人生の第3期・第4期の過ごし方、死の迎え方などについて話していただきました。

 

 タバコを吸うと気管支内の繊毛が薄くなり有害物が肺に入りやすくなるお話しや、死の迎え方について、た脱水状態は恍惚とした状態となり、点滴をするのはその状態を無理やり起こす感じになる。点滴をすべきかどうか等知らなかったことを学ぶことができました。

 

参加者の中から、お酒やタバコについてなど質問がたくさんありました。

また、終了後のアンケートでは、今回のような身近なところでの講演会、地域住民の病気の傾向、問題点についての講話など引き続きこうした講演会の開催を望む意見が多くありました。

 

 

☆交流センターに隣接する診療所なので先生もすぐに来ていただけます
☆区長さんから先生を紹介していただきました
☆阿木診療所にこんな考えの先生が来てくれて大変良かった(参加者感想より)

☆禁煙外来でうちの人も禁煙できたに

☆少人数で話が聞くことができ質問も気楽にできました

中津川地域医療ジャンボリー「地域保健医療福祉講演会」開催のお知らせ

2020年02月17日

中津川地域医療ジャンボリー講演会をテーマ『認知症とともによりよく生きる今と未来に向けて』と題し開催します。

 

1.日時 令和2年3月28日(土)受付13:00~ 開演13:30~15:00

2.場所 中津川市健康福祉会館 4階多目的ホール

3.内容

・テーマ「認知症とともによりよく生きる今と未来に向けて」 

・講師 慶応義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授、認知症未来共創ハブ代表

     堀田 總子 氏

 

「認知症世界。この世界には、自分の思い出に強く残る忘れがたい出来事があります。昔の記憶が次々と呼び起こされ、まるで昔の世界に迷い込んだようにどんど歩みを進めたくなる、街があるのです。」

 

 

「認知症世界。この世界には、お会計を無事終えるために数々の難関が待ち受ける高い壁があるのです。よく困ってしまうのは、お会計は355円ですと言われて、財布を取り出そうと目線を落とした瞬間に、いくらだったか忘れてしまうことです。」

 

 

認知症の世界はどんなかんじでしょうか。

 

 

当事者の思い、体験と知恵を中心に、認知症のある方、家族や支援者、地域住民、医療介護福祉関係者、自治体など関係者が協働し、「認知症とともによりよく生きる未来をつくる」ことを目指す活動体として立ち上げた「認知症未来共創ハブ」を手がかりに、認知症フレンドリー社会、地域共生社会の実現に向けたチャレンジを考えます。

 

 

注:申し込みは必要ありません。お誘いあわせの上ご参加ください。

 

 

詳しくはこちらをクリックしてください

 

※コロナウイルス感染症拡大のため本公演会は延期になりました。

 開催日がきまり次第お知らせいたします。

蛭川地区で健康講話を開催しました。

2019年03月27日

蛭川 和田地区で終活についてミニ講話を開催しました。

 

3月8日(金)に、蛭川和田地区で行われた、蛭川地区社協(やすらぎ荘)主催の65歳以上の方対象のサロンで、蛭川診療所長 高橋医師ミニ講話を開催しました。

 

講話は、「終活」をテーマに、最後の迎え方について、ピンピンコロリで逝きたい、老衰で逝きたい、じわじわ逝きたいなど参加者のみなさんとざっくばらんに話し、時々笑いもおこっていました。また、家族との関わり方などのお話もありました。

 

参加者37名のみなさんからは、「いつもと違った内容でよかった。」「高橋先生と気軽に話しすることができた。」などの意見をいただきました。

今後も、地域に出向き講話を行っていく予定です。

みんなで先生の話をもとに最期の迎え方を考えました。

他人の思いも聞く機会となりました。

「そんな風に考えとったの?!」家族で話し合えるといいですね。

蛭川地区認知症講演会で演劇「ごはんはまだかね?」上演しました。

2019年03月06日

蛭川老人クラブ女性部研修会「認知症講演会」が31年2月20日(水)午後開催され、センター長高橋医師が蛭川診療所スタッフとともに認知症の方の接し方について寸劇をお披露目しました。熱演ぶりに大きな拍手をいただきました。

 

介護する方が、認知症のことを理解し、対応について知っておくことは、本人さんの心の安定につながり病状悪化を防ぎます。

寸劇では対応の「わるい嫁」「よい嫁」を演じ、高橋医師、樋田歯科医は認知症のおじいさん役です。

 

160人と多くの方が参加しました。
蛭川診療所松本看護師から「診療所看護師は、地域に出かける活動をはじめ、

老人会に血圧測定、健康講話に出ています。」と紹介がありました。

「ばあさんや、ごはんはまだかね?」

「今食べたやないの!!」「くっとらん!!」「まったく!」「どうしたらいいの」

「ばあさんや、ごはんはまだかね?」

「あら、今から作るから出来たら呼びますね。

時間がかかるから、お茶でも飲んで待っとってね。」

「お茶をくれるか。いつもすまんねぇ。」

*認知症は脳の病気です。心配なことがありましたら医師に相談することも大切です。

地域保健医療福祉シンポジウム、ワークショップを開催しました。

2018年11月29日

◎地域保健医療福祉シンポジウムを10月27日(土)13:30から健康福祉会館多目的ホールで開催しました。

テーマを「安心して生活できるまちづくり~だれがやるの、いつやるの、どうやるの?~」と題し、名古屋大学病院総合診療科佐藤先生、横浜市立大学大学院国際マネジメント研究科特任教授松村さん、阿木シクラメン社会福祉士志水さん、蛭川診療所看護師松本さんから、それぞれの立場でプレゼンテーションをしていただきました。発表後、総合討論を行い、会場からも質問をいただきました。

 

総合討論では、

・名古屋大学総合診療科としては、地域医療をどう活性化していくかも使命と思っている。

・中津川市と名大が一緒に考えてほしい。

・「健康づくりがまちづくり」オリジナルな取り組みができる。

・地域に必ず資源(人・もの・場所など)がある。

・資源がねむっていたり、生かせていたりする。

・地域リーダー(担い手)は地域にいる。

・阿木ごちゃまぜ会議をもつことになったきっかけは?→きっかけは、地域福祉関係者の日帰りバス旅行。バス内で自己紹介をしたらお互いの取り組みを知らなかったが、めざすところは一緒だった。それで一度集まることとなった。

・公立診療所の看護職としての今後の展開は、まず診療所が身近な場所になるため顔をうる、診療所を知ってもらう。市保健師の力を借りて、看護師が地域に出る。診療所で禁煙外来もできるのでタバコの話も地域でしていきたい。

 

シンポジウム参加者が印象に残った点として

・名大と中津川市(はじまりは川上)が10年以上も前からかかわりを持っていた。

・名大と市の官学連携の経緯・地域資源を生かしたオリジナルの地域包括ケアシステム

・ごちゃまぜ会議による顔の見える取り組み

・まちづくりとしてのごちゃまぜ会議

・各地域の医療関係者や行政、施設、住民が相互に関わりあって活動していることが分かった

・地域の中のコミュニティナースの活動

・まちづくりの主体は住民  などがありました。

・その他の意見として、もっとオリジナルの地域包括ケアについて聞きたかったとの感想もありました。

 

シンポジウムに135人の参加がありました。

 

 

シンポジウム終了後15:15~17:00までワークショップを開催いたしました。

 

講師に京都市総合政策室市民協働推進コーディネーター日高ゆき先生をお招きし、

テーマを「安心して生活できるまちづくり~みんなでつくるネットワーク~」として

6人でグループをつくり、グループワークを行いました。

 

各グループで1人の活動事例について「まちの課題」「魅力」についてグループ内でインタビューし「伝えたい!」と思うことを抽出した「創作記事」を作りました。

 

完成した「創作記事」を司会の名古屋大学大学院地域医療教育学講師岡崎先生が朗読してくださいました。

 

その後、全員で各グループの「創作記事」でよかったと思ったものに付箋を貼り評価しました。

一番人気は、『テーマ:「チョキンで元気なまちづくり」健康推進員さんと取り組む「健康貯筋体操」できっとあなたも若返るはずです。』でした。

参加者の感想としては、自分の活動のつながりがみえたワークショップになった。ほかの地域にはない中津川市の強い「地域」を感じることができ大変勉強になった。自分ももっと地域で活躍しなければと思った。など

ワークショップをきっかけに安心して生活できるまちづくりは、多職種・地域住民の方々で取り組むことの大切さが理解できました。

皆さんは地域活動にどれだけ参加していますか? まずは、自己紹介。

 

う~ん、どうまとめようかね。 ふむふむ。 その取り組みいいね。

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