寄附講座(地域総合ヘルスケアシステム開発講座)の開設
中津川市の寄附により、名古屋大学において寄附講座「地域総合ヘルスケアシステム開発講座」が平成24年3月から平成29年2月まで開設されました。
この寄附講座において、診療支援、地域おこし活動、教育、研究活動が行われました。
信頼の医療、安心のケアをめざして
寄附講座の閉講後においても、中津川市と名古屋大学は、官学連携による地域医療・ケア活性化のモデルを目指して取り組んでいます。保健、医療、介護、福祉の各分野が一貫した構想の下で市民サービスを提供し、さらにこれらを担う多職種の医療人を育成することを柱とする地域総合ヘルスケアシステムを構築し、市民の皆様に「信頼の医療と安心のケア」を提供します。
- 地域総合ヘルスケアシステムの研究
- 地域志向の医学生や研修医のための地域医療研修の実施
- 多職種連携のための地域医療教育、地域貢献
- 地域志向の高い総合医を地域総合医療センターへ派遣
- 保健から医療、介護、福祉に至る一貫した施策への取組み
- 地域志向の医学生や研修医の実習の場を提供
- 住民に対する教育活動(講演会・ワークショップ・研修会の開催等)、
地域医療・ケアに関する情報発信 - 総合医による医療サービスの提供
保健・医療・介護・生活支援・福祉の各分野が連携した切れ目のないサービスで
「信頼の医療と安心のケア」を提供します。
総合診療医育成の基盤づくり
住民の皆様が健康で安心して生活を送ることができるよう、地域で総合的な医療・ケアおよび多職種連携医療教育に取り組んでいます。
地域医療・ケアの現場は、総合診療医をはじめとする地域志向の医療人が最も活躍できる場です。総合的な医療・ケアを実践しながら学習する場を整え、総合診療医をはじめとする地域志向の医療人にとって、より魅力的な場となるよう大学と地域総合医療センターが協力して取り組んでいます。