中津川市地域総合医療センターは中津川市と名古屋大学との連携で、市民の皆様に信頼の医療と安心のケアを提供いたします

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中津川市地域総合医療センター概要

全国的に地方や特定の診療科の医師不足が深刻化する中で、中津川市も同様に医師の確保が大変厳しい状況でした。
そこで、地域医療を担う医師を確保し、地域医療の活性化を目指す中津川市と、地域において総合医を養成する学習の場の構築を目指す名古屋大学大学院医学系研究科総合診療医学(以下「名古屋大学」という。)が協力・連携して、平成23年4月に中津川市地域総合医療センターが設置されました。
センターでは、地域住民の皆様が慣れ親しんだ場所で安心して生活を送ることができるよう、地域医療・ケアの活性化に取り組み、また、医学生や研修医をはじめとする地域志向の医療人が全国から集まるような運営をしています。

地域総合医療センターの役割

  1. 総合診療医による診療支援
  2. 地域包括ケアの推進
  3. 総合診療医の育成

※この3つを柱として、地域医療・ケアの
活性化に取り組んでいます。

伴名古屋大学教授、青山市長、安藤センター長(中津川市民病院長)

安藤センター長(中津川市民病院長)、
青山市長、伴名古屋大学教授 (平成25年5月撮影)

組織名称 中津川市地域総合医療センター
所在地 中津川市健康福祉会館3階
(〒508-8501 中津川市かやの木町2番5号)
設置日 2011年(平成23年)4月1日
構成員 ・センター長  伴 信太郎
(中津川市国民健康保険阿木診療所長、川上診療所長)
・副センター長 猿渡 凌
(中津川市国民健康保険蛭川診療所長)

地域総合医療センターでは、新しい地域総合ヘルスケアシステムを構築し、地域で総合的な医療・ケアを実践しつつ、地域医療・ケアを担う医療人を育成することを活動目的として、次のような活動を行っています。

(1)診療支援

名古屋大学の協力のもと、地域総合医療センターに所属する総合医が診療所で診察支援を行っています。

国民健康保険蛭川診療所

詳しくはこちら

週5回(月・火・水・木・金)
国民健康保険阿木診療所

詳しくはこちら

毎週(月・木・金)|第1・第3・第5(火)
国民健康保険 川上診療所

詳しくはこちら

毎週(月・金)|第2・第4(火)
  • 中津川市民病院総合診療科
  • 阿木診療所
  • 川上診療所

(2)教育活動

①卒前教育

医学生の地域医療実習を支援します。中津川市内の公立病院、診療所、福祉施設などの実習関係機関にご協力いただき、医学生の実習が行われています。

名古屋大学医学部医学科学生の地域医療実習

②研修医教育

総合診療医を志す医師が後期研修医として、中津川市内の公立病院、診療所で診療にあたっています。地域医療に携わる医師を積極的に支援し、育成します。

③医師、看護師等の研修・実習

研修医、診療看護師(Nurse Practitioner)などの研修・実習を積極的に受け入れて、基本的臨床能力(医療面接、身体診察、プロフェッショナリズム、臨床推論)の教育を行っています。

  • ①医師の研修・実習
     ア総合診療医/家庭医/プライマリ・ケア医を育成するための研修
     イキャリアチェンジして地域医療に従事する医師の研修 他
  • ②看護師の研修・実習
     ア診療看護師(NP)を育成するための研修
     イ地域包括ケア、多職種連携における看護師の役割について 他
  • ③その他の研修・実習
     研修を受けようとする医療従事者の希望に応じた研修
  • ④医師生涯教育

    地域医療に従事されている医師、研修医などを対象にした勉強会を企画・開催しています。

    「東濃東部南木曽カンファランス「COPD」の様子」

    ⑤多職種連携地域医療教育

    看護師、薬剤師、検査技師、一般行政職員、保健師等を対象にした勉強会を開催しています。地域医療の共通理解を目指し、多職種が集まる学びの場を提供しています。

    糖尿病勉強会

    ⑥住民を対象とした教育活動

    名古屋大学との共催により、子どもたちが医師の仕事を体験するプログラムを実施しています。地域の子ども、医師、大学生(医学生、看護学生、薬学部学生)、行政職員の交流と学びの場を提供しています。

    「医師体験プログラム」参加の子どもと大学生

    (3)地域総合ヘルスケアシステムの構築

    ①地域保健医療講演会の開催

    地域包括ケアの構築に向けた講演会を企画・開催し、住民の皆様、医療、保健、福祉、さらに行政職員の参加で、包括的な医療・ケアの共通理解を目指しています。

    地域保健医療講演会

    ②医療講演会の開催

    医学教育の立場から地域連携の必要性を考える講演会を開催し、病院職員、行政職員の交流・意見交換の場を提供しています。

    大学教授による医療講習会

    ③シンポジウムの開催

    「これからの地域医療の在り方」「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」など、中津川市の医療について考えるシンポジウムを開催しています。

    テーマ『地域医療活性化のモデルを目指して』のシンポジウム

    ④住民情報ネット

    保健・医療・介護・福祉サービスが切れ目なく提供できる体制を目指し、一体的に関連情報を提供しています。

    ⑤病診連携の強化

    住民の皆様が健康や病気について、何でも安心して気楽に相談できる身近な地域の医師「かかりつけ医」推進の活動を行っています。

    (4)地域住民に対する健康増進活動

    健康教室

    高齢者を対象に、ストレッチ教室や病気予防学習会を開催し、住民の健康増進を目指す活動を行っています。

    後期研修医による健康教室

    (5)広報活動

    ①地域総合医療センター通信の発行(定期発行)

    医療、健康などについての情報を発信しています。

    センター通信一覧

    ホームページに活動・関連情報のアップ

    ②地域医療ジャンボリー

    地域医療のあり方を全国に発信されている講師をお迎えして、講演会を開催しています。

    講演会の開催

    ③ワークショップの開催

    「これからの地域医療を考えるワークショップ(=体験型講座)」を開催し、住民の皆様一人ひとりに地域医療のあり方について考えていただいています。

    ワークショップの開催

    ④中津川健康福祉まつりに参加

    地域総合医療センターのブースを設置し、センターの活動紹介や地域包括ケアの推進を市民にPRしています。

    PRブース

    ⑤中日新聞Linkedでの紹介

    地域総合医療センターの取り組みが中日新聞LINKED(リンクト)に取り上げられました。

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