中津川市地域総合医療センターは中津川市と名古屋大学との連携で、市民の皆様に信頼の医療と安心のケアを提供いたします

中津川地域医療ジャンボリー「地域保健医療福祉講演会」を開催しました。

令和4年10月15日(土)東美濃ふれあいセンター歌舞伎ホールで地域保健医療福祉講演会を開催しました。

 

慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 教授、認知症未来共創ハブ 代表 堀田 聰子先生をお迎えし「認知症とともによりよく生きる 今と未来に向けて」という演題で、認知症になっても自分らしく希望をもって地域で生活するために、今のうちから「自分自身の未来」として、認知症とともによりよく生きる今と未来についてご講演をしていただきました。

 

参加者の方からの感想では

 

・認知症の方の困りごとではなく、喜びをきいていきたい。

・認知症でも好きなことをしてもらいたいと思った。

・「できることを奪わないでほしい」という言葉が印象に残った。

・できるかできないかではなく、どうつきあうか考えていきたい。

・認知症になるとすべてがわからなくなると思っていいましたが、違い安心しました。

・認知症になると病院や施設に行くと思っていました。家にこもっているしかないと思っていました。きょうの講演で社会で一緒に生活することができることが理解できた。

 

などの多くの感想をいただきました。

 

これからの社会の中で、誰もがなりうる可能性のある認知症について社会の中でどの様に捉え、付き合っていくのがいいかを考える時間となりました。

 

 

     

 


〇講演会に125人の方が参加されました。  〇公演中の堀田聰子先生。

講演会終了後、堀田聡子先生を囲み、医師、各地区包括支援センター職員、

各在宅介護支援センター職員、

市職員(地域総合医療センター、高齢支援課)と共に座談会を開催しました。

 

今現場で感じている事、どの様に対応していくのか悩んでいる事など

日ごろ認知症の方達と接する職種の方からの質問などに対して、

医療側の意見や、堀田先生の考えや体験談なども伺うことができる

貴重な場となりました。

 

今後の活動において組織、仕組みから作っていくのではなく、本人や家族の声を聞き取ったことを一つ一つ形にしていくこと。

それが仕組みになり、地域づくりの広がりになっていくとの意見でまとまりました。。

 

 

 

堀田聡子先生(右)

伴医師(左)

 

座談会の様子

 

 

 

 

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