中津川市地域総合医療センターは中津川市と名古屋大学との連携で、市民の皆様に信頼の医療と安心のケアを提供いたします

中津川地域医療ジャンボリー「地域保健医療福祉講演会」を開催しました。

令和7年11月1日(土)中津川市健康福祉会館多目的ホールで地域保健医療福祉講演会を開催しました。

 

名古屋大学医学部附属病院総合診療科病院教授 佐藤 寿一先生をお迎えし「子ども時代から、さあ減塩!!中津川市における減塩対策について」という演題で講演していただきました。中津川市民の塩分摂取状況は、日本人の食事摂取基準を大きく上回っており、また中津川市の脳血管疾患による年齢調整死亡率と高血圧有病率ともに全国平均より高い現状にあります。その対策として4年前より阿木をモデル地区として小中学校とその家庭に対して、名古屋大学医学部附属病院総合診療科と共同で減塩に取り組んだ結果と、その結果を踏まえて今年度より市全体へ広げていく減塩対策についてお話いただきました。

 

当日は3連休初日にもかかわらず、多くの方にご参加いただけました。

 

参加者の方からの感想では

 

・味覚の細胞が14日間で生まれ変わる。新品に生まれ変わるという点が印象に残りました。

・阿木で参加した児童や家庭の意識が地域全体で変わってくる取り組みだと思いました。

・小中学生への減塩に関する学習などを2025年からさらに拡大されることをしりました。個人や家族、ひいては地域への健康が向上していく研究としてとても有効だと思います。

・味蕾(みらい)は二週間の寿命なので、いつからでも薄味になれることができると知りました。

・外食をした際に味が濃いと感じるかどうかで普段の食事の塩分が多いかどうかわかるというのはわかりやすく良かったです。

・あらためて減塩の必要性を感じました。

・小さい頃から減塩(味覚)の意識を持たせることが大事と思いました。

・学校での結果が全市的に生かされるとよいと思いました。

・減塩することの大切さがわかりました。

・子供の頃からの食生活の大切さ

 

 

などの多くの感想をいただきました。

 

人が味を感じる味蕾(みらい)は、2週間で変えることができるとのお話がありました。減塩を「我慢すること」と捉えるのではなく「将来への投資」と考え、自分のできることからはじめてみませんか。

 

           〇講演会に80人の方が参加されました。

 

 

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