中津川地域医療ジャンボリー「地域保健医療福祉講演会」を開催しました。
令和5年9月30日(土)東美濃ふれあいセンター歌舞伎ホールで地域保健医療福祉講演会を開催しました。
筑波大学医学医療系緩和医療学 教授 木澤 義之先生をお迎えし「いのちの終わりについて話し合いを始める アドバンス・ケア・プランニング(ACP:人生会議)のすすめ」という演題で、あなたと大切な人が自分らしい人生を過ごすために、元気なときからどのような人生を送りたいか、話し合うきっかけにしてもらうため講演をしていただきました。
参加者の方からの感想では
・老後の問題を先送りしている状況にて、この機会にしっかりと身内に延命についてどうするか話していきたいです。
・自分の考え、意志を伝えることが大切。
・代理決定者を決めておくこと、代理決定者と繰り返し話し合う事。
・いつどんな形で死を迎えるかわからないが、考えを整理して伝える必要があることに気づいた。
・医療従事者に病状を尋ねることも大切。
・生きる時間が限られている中で、大切なものは何かを考える機会になった。
・状況は変わっていくが、今の気持ちを近い人と話し合うことが大切だと思った。
・自分のことなのに今まで他人事の様に思っていました。良いお話ありがとうございます。
・家族との話し合いの大切さが良くわかりました。
などの多くの感想をいただきました。
生きている限り必ず最期の時は訪れます。その時に自分も大切な人も後悔しないために、早いうちから話し合いの機会を持つことが大切なのではないでしょうか。
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〇講演会に230人の方が参加されました。 |
講演会終了後、木澤義之先生を囲み、医師、訪問看護ステーション職員、
居宅介護支援事業所職員、地域包括支援センター職員、
市職員(高齢支援課、健康医療課、地域総合医療センター)と共に座談会を開催しました。
ACPを実践している訪問看護師とケアマネジャーが日々の業務の中で悩む事例を話題に、
医療福祉の連携について医療側の意見や、木澤先生の考えや体験談なども伺うことができる
貴重な場となりました。
◯座談会の様子 | |
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