8月5日(土)メディカルキッズさかした2023を国民健康保険「坂下診療所」で開催しました。
毎年夏に市内小学6年生を対象に各診療所、病院等で開催していました。コロナウイルス感染症拡大により開催できない状況が2年程続いておりましたが、昨年より開催できるようになりました。
今回は27名の小学6年生が参加してくれました。市内各学校からの参加ですのでチームメンバーは知らない子ばかりです。自己紹介をして、アイスブレイクで少し緊張を和らげたあと、白衣を着て、聴診器とカルテを持ってキッズ研修医となりました。
医療の仕事を体験できる場として医師ブース、看護ブース、薬剤ブース、検査ブースの4つのブースを設け5人~6人のグループで各ブースを順番に回り体験をしました。医療の専門職(医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、臨床工学技士)のみなさんが講師となり直接指導を受けました。また、中京学院大学看護学部の学生ボランティアのサポートがありました。
各ブースでは、聴診や問診、総合、バイタル測定、心電図、顕微鏡での組織観察、調剤業務などの体験をしました。
参加者からは「薬の重さを計ったり心臓や肺の音を聞いたりすることはとても難しかったですが、とても楽しかった」「実際に働いている医師や看護師に直接教えてもらえて楽しかった」「お医者さんに少し興味をもちました。お医者さんから薬剤師さんまで協力して最後までお客さんに届けることがわかりました」「貴重な体験ができてうれしかった。医療関係に関する仕事をしてみたいと思えた」などの感想がありました。
☆スナップ写真☆
閉会式では、知らない子とも仲良くなり、笑顔でメディカルキッズ修了証書を地域総合医療センター長伴信太郎医師から一人ずつ受け取りました。今日勉強したことをおうちの人や、学校のお友達にも教えてください。
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夏休みの思い出になったね |
この講演会では「いのちの終わり」について考えていきます。あなたと大切な人が自分らしい人生を過ごすために、元気なときからどのような人生を送りたいか、話し合うきっかけにしてみませんか。
◎日時 令和5年9月30日(土)受付13:00~ 開演13:30~15:00
◎場所 東美濃ふれあいセンター 歌舞伎ホール
◎テーマ「いのちの終わりについて話し合いを始める
アドバンス・ケア・プランニング(ACP:人生会議)のすすめ」
◎講師 筑波大学 医学医療系 緩和医療学 教授
木澤 義之 氏
注:申し込みは必要ありません。お誘いあわせの上ご参加ください。
今月は、蛭川診療所医師 猿渡 凌(さるわたり りょう)先生の通信です。
今回の内容は、診療所に通院されている患者さんに多く見られる高血圧についての
『高血圧と塩分』です。
ご存知の方もみえるかもしれませんが、血圧と塩分摂取については密接な関係があります。つまり塩分を多く取ると高血圧になりやすいのです。今回は塩分を多く取りすぎないために知っておくといい適切な塩分摂取量や減塩の取り組みについてのお話です。
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中津川市では、医学生さん対象の地域医療実習参加者を募集しています。
診療所での診療をはじめ、保健師やケアマネジャーと地域に出ての訪問、高齢者施設の実習やお子さんの発達支援の現場体験など、地域医療を学んでもらうための全国オープン地域医療実習(夏期実習)を行います。
地域に暮らす住民の皆さんに接して地域医療や地域包括ケアについて考えてみませんか。
この実習は名古屋大学医学部附属病院総合診療科の支援を受けて開催します。
なお、研修参加のための往復旅費(上限20,000円まで)、宿泊費(1泊上限5,000円まで、4泊まで)補助します。(募集詳細参照)駅や宿舎から実習先までスタッフで送迎もします。
*募集期間は5月25日(木)から7月7日(金)までで、原則、先着順で締め切ります。
*実習期間②8月28日から9月1日につきましては、募集期間を8月4日(金)まで延長します。
今月は、阿木診療所、川上診療所医師 伴 信太郎(ばん のぶたろう)先生の通信です。
今回の内容は高齢者の患者さんに多く見られる複数の薬の服用に関して
『いま飲んでいる薬は何種類ありますか?』です。
たくさんのお薬を使用しているために、副作用など体に悪い影響を及ぼしている状態のことを「ポリファーマシー」といいます。このような状態にならないために知っておいていただきたいことと、その対策についてです。
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令和5年3月13日から17日までの5日間と3月22日から3月24日までの3日間行い、愛知医科大学医学生さん、福井大学医学生さんの二人と鹿児島大学医学生さん二人が地域医療実習に参加されました。
実習内容としましては、阿木診療所、蛭川診療所、発達支援センター「つくしんぼ」、社会福祉法人敬愛会「シクラメン」、就労支援継続支援B型事業所パーソナルドア㈱、高齢支援課など地域医療に関する様々な関係機関での取り組みを、実際の現場を体験していただく実習を行いました。
参加学生さんからは、「その地域において医療・医師は何を求められているのだろうかと深く考えるきっかけとなりました」や「特に保健・福祉の分野については机上の知識でしかなく、実際にその様子を見学させていただけたことはとても勉強になりました」などの感想をいただきました。
地域包括支援センターについて実習 |
社会福祉法人敬愛会「シクラメン」での実習 |
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国民健康保険蛭川診療所の実習 |
国民健康保険阿木診療所の実習 |
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市内研修(馬籠宿) |
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中津川市では、医学生さん対象の地域医療実習参加者を募集しています。
診療所での診療をはじめ、保健師やケアマネジャーと地域に出ての訪問、高齢者施設の実習やお子さんの発達支援の現場体験など、地域医療を学んでもらうための全国オープン地域医療実習(春期実習)を行います。
地域に暮らす住民の皆さんに接して地域医療や地域包括ケアについて考えてみませんか。
この実習は名古屋大学医学部附属病院総合診療科の支援を受けて開催します。
なお、研修参加のための往復旅費(上限20,000円まで)、宿泊費(1泊上限5,000円まで、4泊まで)補助します。(募集詳細参照)駅や宿舎から実習先までスタッフで送迎もします。
*募集期間は1月18日(水)から2月28日(火)までで、原則、先着順で締め切ります。
今月は、川上診療所医師 久慈 貴法(くじ たかのり)先生の通信です。
「心不全」という言葉をきいたことはありますでしょうか?
「心不全」とは、心臓が悪いために息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり生命を縮める病気です。
今回の内容は高齢化に伴い、近年増加してきている『心不全』についてです。
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今月は、阿木診療所医師 山田 陽平(やまだ ようへい)先生の通信です。
もうすぐクリスマスにお正月ですね。ご家族と美味しいご飯を囲んで一家団欒という方も多いのではないでしょうか。
普段から健康のために生活習慣の改善に取り組んでいらっしゃる方でも、どうしてもペースを乱してしまいがちです。
おまけに外は寒いので、夏場のように畑仕事などで体を動かすことも少ない日々・・・
今回の内容は正月休み後、体重計測したら体重が増えてビックリしたという事にならない様に、どうすれば良いか考える『正月太りの話』についてです。
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令和4年10月15日(土)東美濃ふれあいセンター歌舞伎ホールで地域保健医療福祉講演会を開催しました。
慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 教授、認知症未来共創ハブ 代表 堀田 聰子先生をお迎えし「認知症とともによりよく生きる 今と未来に向けて」という演題で、認知症になっても自分らしく希望をもって地域で生活するために、今のうちから「自分自身の未来」として、認知症とともによりよく生きる今と未来についてご講演をしていただきました。
参加者の方からの感想では
・認知症の方の困りごとではなく、喜びをきいていきたい。
・認知症でも好きなことをしてもらいたいと思った。
・「できることを奪わないでほしい」という言葉が印象に残った。
・できるかできないかではなく、どうつきあうか考えていきたい。
・認知症になるとすべてがわからなくなると思っていいましたが、違い安心しました。
・認知症になると病院や施設に行くと思っていました。家にこもっているしかないと思っていました。きょうの講演で社会で一緒に生活することができることが理解できた。
などの多くの感想をいただきました。
これからの社会の中で、誰もがなりうる可能性のある認知症について社会の中でどの様に捉え、付き合っていくのがいいかを考える時間となりました。
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〇講演会に125人の方が参加されました。 |
〇公演中の堀田聰子先生。 |
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講演会終了後、堀田聡子先生を囲み、医師、各地区包括支援センター職員、
各在宅介護支援センター職員、
市職員(地域総合医療センター、高齢支援課)と共に座談会を開催しました。
今現場で感じている事、どの様に対応していくのか悩んでいる事など
日ごろ認知症の方達と接する職種の方からの質問などに対して、
医療側の意見や、堀田先生の考えや体験談なども伺うことができる
貴重な場となりました。
今後の活動において組織、仕組みから作っていくのではなく、本人や家族の声を聞き取ったことを一つ一つ形にしていくこと。
それが仕組みになり、地域づくりの広がりになっていくとの意見でまとまりました。。
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堀田聡子先生(右)
伴医師(左)
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座談会の様子
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