2020年01月21日
中津川市では、医学生さん対象の地域医療実習参加者を募集しています。
診療所での診療をはじめ、保健師やケアマネジャーとの地域に出ての訪問、デイサービスでの実習やお子さんの発達支援の現場体験など、地域医療を学んでもらうための全国オープン地域医療実習(春期実習)を行います。
地域に暮らす住民の皆さんに接して地域医療や地域包括ケアについて考えてみませんか。
この実習は名古屋大学大学院医学系研究科総合診療医学分野の支援を受けて開催します。
なお、研修参加のための往復旅費(上限20,000円まで)、宿泊費(1泊上限5,000円まで、4泊まで)補助します。(募集詳細参照)駅や宿舎から実習先までスタッフで送迎もします。
*募集期間は1月27日(月)から2月14日(金)までで、原則、先着順で締め切ります。
募集を締め切りました。
次回は令和2年8月頃開催予定です。関心のある方、お気軽に問合せください。
2020年01月06日
12月18日(水)もみじの里学校の皆さんを対象に、川上語らいの里で、川上診療所非常勤医師小澤先生のミニ講話会を開催しました。
前半は、認知症の症状や予防方法についてパワーポイントを使ってわかりやすく説明いただきました。
認知症予防のために、コグニサイズ(頭と体の両方を使う運動)が有効とのことで、後半は皆さんに運動を体験していただきました。
DVDでお手本の動きを見て、準備体操をした後グループに分かれてコグニサイズに挑戦。手足を動かしながら1から順に数を数えたり、100から1ずつ数を減らして言ったりすると途中で間違える人も出て、グループごとで笑いが起こりました。
時間がたつのもあっという間で「楽しかった!」「もっとやりたい」と声が上がっていました。
楽しく認知症予防について学べる機会となりました。
先生!こうですか?
けっこう、体柔らかいね。 |
|
肩にいい運動だね。
これなら家でもできるね。 |
|
えーっと、次なんだっけ?
コグニサイズ楽しいね。
|
|
みんなで、いっち、にぃ!!
みんなでやると楽しいね。 |
|
2019年12月16日
12月13日(金)に、蛭川で行われた、蛭川地区社協(やすらぎ荘)主催の介護予防教室で、「高齢期を元気に乗り越えるには」と題し、蛭川診療所長高橋医師のミニ講話を開催しました。今年に入り2回目の講話です。
前回の講話でも「最期をどのように迎えたいか?」について参加者はピンピンコロリで逝きたいと言う方が多かったのですが、今回は、死因順位の説明を受けてから「何の病気で死にたいか?」に「心臓病」「老衰」と答えた方がちょうど半々となりました。それぞれ分かれ、「この病気がいい理由」「おすすめの点」などを皆さんの思っていることを自由に話をしました。どの病気でも最期まで自分らしくありたいという想いでした。
講話では、終末期医療についても普段から家族と話しておくことが大切で、お正月やお盆などで集まったとき等は、話ができる良い機会であり、エンディングノート 「逝きていくノート」(終末期医療について、葬儀のスタイル、葬儀に呼ぶ人など残るものを記録しておく)を作成しておくことも大切と話されました。
参加者14名のみなさんからは、「心構えについて考えることができた」「楽しく話が聞けた」「最後の迎え方について考えることができた。家族とも話してみたい」と楽しく学習できました。
 |
 |
みなさんは、どんな病気で死にたい? |
「老衰がいい人?」「はい!」 |
 |
 |
ふむふむ、なるほど。 |
エンディングノートって知ってるかな。 |
2019年11月08日
10月13日(日)東美濃ふれあいセンターで中津川市健康福祉まつりが開催されました。
地域総合医療センターでは健康チェックとミニメディカルキッズの体験ブースを設置しました。
健康チェックを行い他の健康ブースを紹介したり、保健師による血圧測定や健康相談を行い、家庭血圧測定について説明しました。
ミニメディカルキッズ体験では白衣(ピンク衣、青色ドクター着など)を着て、公立診療所看護師の指導のもと本物の聴診器でお父さんお母さんの心臓の音やお腹の音を聞いてもらい、血圧測定についても学びました。子ども研修医を100人のお子さんに体験してもらいました。
白衣とっても似合っていました。
 |
 |
看護師さんになりました!! |
みんなで体験したよ。 |
 |
 |
お母さん見ててね。 |
血圧初めてはかったよ。 |
 |
 |
未来の看護師さんです。 |
ナースキャップもステキです。 |
 |
 |
どお?お医者さんみたいでしょ |
将来ぼくが治してあげるね。 |
2019年09月09日
令和元年8月19日から23日までの5日間、島根大学医学生さんが地域医療実習に参加されました。
地域総合医療センター、名古屋大学大学院医学系研究科総合診療医学が診療支援を実施している蛭川診療所、阿木診療所での診療実習や、診療所と連携し事業をすすめている保健、医療、福祉の施設で5日間の実習をうけていただきました。
ディサービスセンター実習では、地域ボランテイアバンド(じじばばバンド)と一緒に音楽を楽しんだり、子ども発達支援センターでは、お子さん方と一緒に遊ぶ中で発達を学ぶこともできました。
地域とネットワークづくりに取り組んでいる公立診療所ならではの地域医療実習となりました。
2019年08月08日
8月4日(日)メディカルキッズあぎ2019を特別養護老人ホーム「シクラメン」で開催しました。
毎年夏に市内小学6年生を対象に各診療所、病院等で開催し今年で7年目になります。
今回は17名の小学6年生が参加してくれました。市内各学校からの参加ですのでチームメンバーは知らない子ばかりです。青い診療衣(スクラブ)を着て、聴診器とカルテを持ってキッズ医師となりました。
医療と介護トレーニングとして医師ブース、看護ブース、介護ブース、リハビリブースの4つのブースをチームで体験しました。また、シクラメンの施設探検では、特殊入浴の説明を受けたり、利用者のおじいさんやおばあさん方とも交流しました。医療と介護の専門職(医師、看護師、理学療法士、介護福祉士)のみなさんから直接指導を受けました。
医師ブースでは、医師の指導で聴診器を使い心臓や肺の音を聴きました。「ドックン、ドックンは心臓の音」「スーハースーハーは肺の音」「ゴロゴロはお腹の音」とみんなで聴診していろんな音を聞きました。そして腹痛の患者さんの聴診を医師になりきって、あいさつから名前の確認、診察をしました。
参加者からは「心臓の音を聞いたり、血圧が測れるようになって楽しかった」「シクラメンにはいろんなお風呂があってすごかった」「医療についてたくさんのことが知れてうれしかったし、いろんな体験ができて楽しかった」「看護学生さんがとても優しく、丁寧に教えてくれてうれしかった」「今までにしたことがない体験や将来役立つことなどができて楽しかった」「おじいさん、おばあさんにあいさつを大きな声で言ったら聞こえたので大きな声で言ったほうがいいことがわかりました」といった多くの気づきがありました。
また、保護者を対象に中津川市民病院長安藤先生によるミニ講座「ちょっとお得な話」として学校の成績を上げ方、実力以上の大学に合格する方法等の講話をしていただきました。お父さん、お母さん方も真剣に聴いていました。
☆スナップ写真☆
|
|
シクラメン利用者さんとお話ししたよ |
 |
|
車いす初めて乗った! |
 |
|
子ども研修医診察中!!聴こえるよ |
 |
|
お友達同士でも聴いてみました |
 |
|
お父さん、お母さんは市民病院長から興味深い話が聞けました |
 |
|
中京学院大学看護学部学生さんに手伝ってもらって血圧測ったよ |
 |
えーっと血圧値は? |
 |
|
閉会式では、知らない子とも仲良くなり、笑顔でメディカルキッズ修了証書を地域総合医療センター長高橋先生から一人ずつ受け取りました。今日勉強したことをおうちの人や、学校のお友達にも教えてください。
 |
夏休みの思い出になったね |
2019年06月14日
8月4日(日)市内の小学6年生を対象に「メディカルキッズあぎ2019」を開催します。
場所は、特別養護老人ホームシクラメン(阿木2811-1)で医療、福祉について体験するプログラムを行います。
医師、看護師、理学療法士、介護福祉士の仕事を体験してみませんか?各ブースでは専門職が一緒にみなさんとお仕事をします。
昨年と同じプログラムで、昨年参加のお子さんの感想として「聴診器や血圧測定、車いす体験など初めての事ばかりで知らないことが知れて役に立ちそう。」「医師、看護師の仕事が楽しく体験できた。」「医師の仕事について知ることができ、大変さもわかった。」「おじいさん、おばあさんと交流できて楽しかった」などありました。
市内学校を通じ対象者には案内ちらしと申し込み書を配布しています。申込期限は7月8日(月)までです。
たくさんのお子さんの参加をお待ちしています。
2019年06月07日
診療の一連の流れや地域での医療と保健、介護との連携について実習してみませんか?
医学生の皆さんを対象に、へき地診療所での医療をはじめ、保健、介護、福祉を体験し、地域医療の現場を学んでもらうための全国オープン地域医療実習(夏期実習)を行います。医学生1年生から6年生までいずれの学年でも参加していただけます。
この実習は名古屋大学大学院医学系研究科総合診療医学分野の支援を受けて開催します。
医療施設だけでなく介護施設(ディサービスセンター)、保健(市役所健康福祉部)、こどもの発達支援施設を体験し、地域に暮らす住民の皆さんに接して地域医療や地域包括ケアについて考えてみませんか。
なお、研修参加のための往復旅費(上限20,000円まで)、宿泊費(1泊上限5,000円まで、4泊まで)補助します(募集詳細参照)。 駅や宿舎から実習先までスタッフで送迎もします。
各2名ずつ募集中です!!スタッフ一同お待ちしています。
*募集期間は6月10日から8月2日までで、原則、先着順で締め切ります。
*募集を締め切りました。
興味、関心のある方お気軽にお問合せください。
2019年03月28日
平成31年3月18日から22日まで金沢医科大学医学生さんが地域医療実習に参加されました。
地域総合医療センター、名古屋大学大学院医学系研究科総合診療医学講座が診療支援、研究を実施している川上地区を中心に保健、医療、福祉の施設で5日間の実習をうけてもらいました。
2019年03月27日
蛭川 和田地区で終活についてミニ講話を開催しました。
3月8日(金)に、蛭川和田地区で行われた、蛭川地区社協(やすらぎ荘)主催の65歳以上の方対象のサロンで、蛭川診療所長 高橋医師ミニ講話を開催しました。
講話は、「終活」をテーマに、最後の迎え方について、ピンピンコロリで逝きたい、老衰で逝きたい、じわじわ逝きたいなど参加者のみなさんとざっくばらんに話し、時々笑いもおこっていました。また、家族との関わり方などのお話もありました。
参加者37名のみなさんからは、「いつもと違った内容でよかった。」「高橋先生と気軽に話しすることができた。」などの意見をいただきました。
今後も、地域に出向き講話を行っていく予定です。
 |
みんなで先生の話をもとに最期の迎え方を考えました。
他人の思いも聞く機会となりました。
「そんな風に考えとったの?!」家族で話し合えるといいですね。 |